Webマーケティング収益シミュレーターの使い方
このツールは、広告やSNSからの集客から、リスト獲得、フロント商品(セミナーや個別相談)、そしてバックエンド商品の成約に至るまでの「収益シミュレーション」を瞬時に行うためのアプリです。
Meta広告(Facebook/Instagram)などで重視される「CTR(クリック率)」や「CPM(表示単価)」をベースにした計算や、広告代理店の手数料率を含めた利益計算が可能です。
マニュアル目次
ビジネスタイプの選択
まず最初に、画面右上のボタンからあなたのビジネスモデルに近いものを選択してください。
セミナー型
リスト獲得後、セミナーや説明会を開催して商品を販売するモデルです。
個別相談型
リスト獲得後、1対1の個別相談やZoom相談へ誘導して商品を販売するモデルです。
※選択によって、画面内の項目名(セミナー参加/個別相談など)が切り替わります。
2.設定項目の入力方法
画面上部にある4つのパネルで、現在の実績値や目標値を設定します。
(1) 集客・広告設定
広告の計算方法をタブで切り替えられます。
予算・CPM・CTR(デフォルト)
Meta広告(Facebook/Instagram)やディスプレイ広告向けです。
- 「月間広告予算」を決めます。
- 「CPM(1000回表示あたりの単価)」を設定します。
- 「CTR(クリック率)」を設定します。→ これらをもとに、自動的にクリック数(流入数)が計算されます。
予算・CPC
リスティング広告(検索広告)向けです。
「予算」と「CPC(1クリック単価)」を入力して、流入数を計算します。
自然流入
広告以外(SEO、YouTube、SNS投稿など)から、LP(ランディングページ)に訪れる月間のアクセス数を設定します。
(2) CVR設定(コンバージョン率)
各ステップへ進む確率(%)を設定します。
リスト登録率
LPにアクセスした人のうち、LINEやメルマガに登録する人の割合です。
誘導率 (着席率)
登録したリストのうち、実際にフロント企画(セミナーや個別相談)に参加・着席した人の割合です。
成約率
フロント企画に参加した人のうち、最終的な商品(バックエンド)を購入する人の割合です。
(3) 単価設定
販売する商品の価格を設定します。
フロント単価
セミナー参加費や、有料相談の料金です。
バックエンド単価
最終的に販売したい本命商品の価格を設定します。
(4) 経費・その他
広告費以外のコストを入力することで、正確な営業利益を計算します。
システム・固定費
毎月必ずかかるツール代(メルマガスタンド、Lステップ、サーバー代など)の合計を入力します。
制作・その他経費
その月に発生するLP制作費、デザイン費、ライターへの外注費などを「金額」で入力します。
広告代行手数料率 (%)
広告代理店に運用を依頼している場合、その手数料率(例: 20%)をスライダーで設定します。広告費に上乗せして経費計算されます。
3.シミュレーション結果の見方
数値を変更すると、画面下部の「月次ファネルシミュレーション」に結果が即座に反映されます。
フロー図(人の流れと売上)
左から右へ、お客様が絞り込まれていく様子を表示しています。
「セミナー参加」と「商品成約」の部分には、それぞれの段階での売上金額が色付きで表示されます。
収益指標(KPI)
月間総売上
フロント商品とバックエンド商品の合計売上です。
月間総経費 (全込)
広告費に加え、システム代、制作費、代行手数料を含めた「出ていくお金の合計」です。
月間営業利益
売上から総経費を引いた、手元に残る利益です。
費用対効果 (ROI)
かかった全ての経費に対して、売上が何%になったかを表します。
(一般的にROASと言われる指標は広告費のみで計算しますが、本ツールでは固定費なども含めた厳密な投資対効果を表示します)


